ツインソウルだと感じるお相手に出会ったのに
仕事が忙しいと言われて距離を置かれてしまった…。
これってランナーチェイサーの時期?
なんでランナーは仕事に没頭するの?
ツインソウルとの出会いは、人生を大きく揺さぶるスピリチュアルな体験です。
しかし、ランナーが突然距離を取り、仕事に没頭してしまうことは多くの人が直面する現象です。
「どうして仕事に逃げるの?」「これにはどんな意味があるの?」と感じていませんか?
この記事では、ツインソウルのランナーが仕事に逃避する心理的・スピリチュアルな理由と、その状況への向き合い方について解説します。
ツインソウルのランナーとは?
ツインソウルとは、同じ魂が2つの肉体に分かれて生まれた存在だと言われています。
ツインソウルに出会うと7つの段階を通過すると言われていますが、その4番目の段階が「ランナー・チェイサー」という段階です。
7つの段階については以下の記事にまとめています。
「ランナー・チェイサー」の段階の時期にいるツインソウルは、ツインソウルと出会うことで自分の奥底と向き合わなければいけない辛さから逃げ出した「ランナー」となんとかランナーを取り戻そうとする「チェイサー」に分かれます。
• ランナー:ツインソウルと出会うことで生じる感情や現実の重圧から逃げる側
• チェイサー:ランナーを追いかける側
特にランナーは、ツインソウルとの出会いがもたらす強烈なエネルギーや感情に耐えられず、仕事や日常の忙しさに逃避することがあります。
ランナーが仕事に没頭する理由
① 感情のエネルギーを抑え込むため
ツインソウルとの出会いは、強い愛情を感じられると同時に愛情に関する過去の傷や恐れを浮き彫りにします。
ランナーは、感情の激しさを受け止めることが難しく、逃げ場として仕事に打ち込むことで気を紛らわせようとします。
一般的に女性の方が感情を扱うことが得意なため、以前はランナーが男性でチェイサーが女性と言われていることが多かったですが、必ずしもランナーになるジェンダーが決まっているわけではありません。
② 自分のアイデンティティを取り戻すため
ツインソウルとの出会いは、「無条件の愛」に目覚めるプロセスですが、それと同時に自分の存在意義が揺らぐこともあります。
それは「無条件の愛」に目覚めるためには今まで自分が作り上げてきた偽物(魂の本来の望みではない)のアイデンティティ(自己)を一度手放す必要があるからです。
とはいえ、アイデンティティを一度手放す作業は大きな恐怖や不安を伴います。
ランナーは、「本当は自分は何者なのか?」という問いを避けるため、仕事を通して自己価値を証明しようとすることがあります。
③ ツインソウルとの関係から一時的に距離を置くため
ランナーにとって、ツインソウルの愛は美しい反面、あまりに大きな存在です。
仕事に集中することで、あえてツインソウルの関係を見ないようにしているとも言えます。
自分の魂の片割れに出会ったということや、無条件の愛が存在することを受け入れられず、心の整理がつかないまま、一時的な回避行動に出ているのです。
④ 恐れやトラウマの影響
ツインソウルは、お互いに「魂の傷」や「恐れ」を映し合う鏡のような存在です。
ツインソウルといることで、自分が持っている傷を目の当たりにすることとなり、それを直視するのが怖いため、代わりに仕事という現実的な課題に逃げ込みます。
よくある直視するのが難しい傷は「過去の恋愛で傷ついた経験」「幼少期の拒絶の体験」「自己価値の低さ」などがあります。
ランナーが仕事に没頭する時期にチェイサーができること
① 自分に集中する
ランナーが仕事に逃避している期間は、チェイサー自身が成長するチャンスです。
ランナーを取り戻すための行動に出たい気持ちはとてもよく分かりますが、まずは自分の気持ちを整え、自分軸を取り戻しましょう。
また統合にはチェイサー自身が自分を確立することも大切です。
自分の魂の目的を生きられるよう、目の前のことに集中してみてください。
② ランナーを理解し、信頼する
ランナーは逃げているように見えても、魂レベルではあなたと深く繋がっています。
「仕事に逃げるのは、ランナーなりの成長の過程」と理解し、信じることが大切です。
ランナーも仕事への没頭をやり切ったら、必ずあなたの元に戻ってきます。
感情的にならず、冷静に見守ってあげましょう。
またこの期間はチェイサーにとっても「相手がどのようであってもあるがままを愛す」という無条件の愛を養う時期でもあります。
③ 自分の内なる傷を癒す
ツインソウルのランナーとチェイサーは、お互いの傷を癒しあい、この世界に満ちている無条件の愛に目覚めるために出会います。
この期間に、あなた自身の心の傷を癒やし、課題に向き合うことはとても大切です。
特にツインソウルとの間で浮上するのは「愛」にまつわるテーマです。
セラピストやカウンセラー・ヒーラーと共に幼少期の愛にまつわるテーマを癒すことはとても助けになるでしょう。
チェイサーが内なる傷を癒やし、自己成長を遂げると、ランナーも自然と変化し始めます。
ランナーが仕事に没頭した後に起こること
ランナーは、仕事に打ち込むことで一時的に感情から逃れることができますが、次第にそれだけでは満たされないことに気づきます。
どれだけ頑張り、成果を出しても自分が満たされないことに気づいたランナーはもう一度自分の抱える特に愛に関する課題に向き合う決意をし、チェイサーの元に戻ってきます。
この気づきが起きてくると、そろそろ統合の時期は近いです。
まとめ
以上が、ツインソウルのランナーが仕事に逃避する心理的・スピリチュアルな理由と、チェイサーのその状況への向き合い方のまとめでした。
もう一度おさらいしてみましょう。
・「ランナー・チェイサー」はツインソウルと出会うと通過する7段階の4番目の段階
・ツインソウルに出会うことで浮上する自分の心の傷や感情の浮き沈みに耐えきれず逃げ出すのがランナー
・なんとかランナーを取り戻そうと追いかけるのがチェイサー
・チェイサーがランナーから逃げ出して仕事に没頭するのは、自分自身の心の傷やツインソウルという存在に向き合う準備ができていないから
・ランナーにとっては自己の存在意義を問いかけ、新たなアイデンティティを確立している時期でもある
・チェイサーも自分の傷を癒やし、魂の仕事を生きるべく自己を確立することが必要
・チェイサーにとっては「無条件の愛」を自分の内に養う時期でもある
・ランナーが仕事への没頭をやりきり、それでは満たされないことに気づいた時、もう一度ツインソウルの元に戻ってくる
ツインソウルのランナーが仕事に逃避するのは、心の防衛反応であり、成長のプロセスでもあります。
すぐにでも統合したい気持ちもよく分かりますが、チェイサーにとっても、ランナーが仕事に没頭する期間は「自分自身を見つめ直し、成長するための時間」です。
焦らず、自分の人生を豊かにしながら、無条件の愛を育てていきましょう。