ツインレイについて調べていたら「非二元」って言葉を見かけるのだけど
「非二元」って何?
どうツインレイと関係しているの?
ツインレイとの関係性は、単なる恋愛関係を超えたスピリチュアルな成長の旅です。
その中で「非二元」という世界への理解は大きな鍵となります。
この記事では非二元とは何かをわかりやすく説明し、「ツインレイと非二元はどう関係しているのか」「非二元の理解がツインレイの統合にどう役立つのか?」などを解説していきます。
非二元とは何か?ツインレイとの関係は?
まずは非二元とは何か?を確認し、ツインレイとの関係を見てみましょう。
非二元とは
非二元(Non-Duality)とは、「分離は幻想であり、すべては一つである」というスピリチュアルな真理です。
私たちは生まれた時にはこの「分離がない(あなたと私がない。世界が一つ)」世界を生きていますが、言葉を得ていく過程で「私・あなた」「良い・悪い」「優れている・劣っている」などの分離を作り、二元(二極が別れた世界)を生き始めます。
それは、決して悪いことではなく、この世界で自分という存在を認識し、社会で生きていくために必要な過程ですが、本来、この世界は「すべては一つ。分離は存在しない。」という世界なのです。
これは主に右脳が認識する世界だと言われています。
非二元に目覚めるとは、この自分たちが作り出した「良い・悪い」などの二極は実は、脳(主に左脳)が作り出した幻想であり、本来自分たちは「すべては一つ。区切や分離は存在しない」世界に生きているということを思い出すということです。
それは、精神世界で「悟り」と呼ばれる世界でもあります。
ツインレイとの関係
ツインレイとは、一つの魂が二つに分かれた存在であり、深い魂のつながりを持っています。
この二つに分かれた状態こそ「分離」の状態です。
なので、魂の深いつながりのある存在とこの世界で出会うと、「あなた・私」「良い・悪い」などの分離のない「非二元」の世界に目覚め始めると言われています。
ただ、その過程で「ランナー・チェイサー」の時期に象徴されるような強烈な「分離期間」を経験します。
その濃縮された「分離」を徹底的に経験し、そこに降参(サレンダー)した後に、本当の統合(非二元への目覚め)が起こります。
ツインレイと出会うと、ついついそのお相手と一緒になることを強く願ってしまいますが、実は、ツインレイとの出会いの本当の目的はこの「非二元(あなたと私の分離がない。すべては1つ)」の世界に目覚めることです。
ツインレイの旅における非二元の大切なポイント
それでは、ツインレイと統合するプロセスで、どのように非二元をいう概念と向き合えば良いか、大切なポイントを押さえておきましょう。
① 統合は外側ではなく内側にある
人間の形をした物理的なツインレイとの恋愛的な統合を求めている最中には認め難いことかもしれませんが…。
非二元の視点では、ツインレイとの統合は外側の物理的な再会ではなく、自分自身の内側での統合として理解されます。
内面の分離を統合していくためには
・ツインレイのお相手に投影している「本当は自分が持っている要素」に気づき、受け入れ、その要素を生きていく
・自分の中にある「良い・悪い」「優れている・劣っている」などの思い込みと向き合う
などの作業が必要になります。
もちろん、自分自身の内面での分離が統合された後、自然な形でツインレイのお相手と再会することは大いにあり得ます。
しかし、その頃には今ほどのお相手への強烈な執着心はなくなっているかもしれません。
②「ランナー・チェイサー」は強烈な分離を経験している
ツインレイの旅では、多くの場合「分離期間」が訪れます。
この期間には相手への執着や不安が強くなることがあります。
ツインレイの目的が「非二元に目覚めること」であり、分離期間はあえて強烈に分離を経験することで「分離がない=非二元」に目覚めるこ過程であることを理解しておくことで、この期間の執着や不安に落ち着いて対処することができることができます。
③ 無条件の愛と非二元の一致
「無条件の愛に目覚めること」と「非二元に目覚めること」はほぼ同じ意味です。
お相手や自分に「いい」状態や「悪い」状態がないことに気づき(非二元への目覚め)、ただあるがままであることを受け入れられる(無条件の愛に目覚める)ことは両方、ツインレイの旅の目的であり、分けることはできません。
ツインレイの情報をたくさん見ていると、自分が無条件の愛を養うことを大事にしたら良いのか、非二元に目覚めることを大事にしたら良いのか分からなくなることもあるかもしれませんが、それらは同時に起こることであり、言い方の違いだけですので、あまりこだわらなくても大丈夫です。
非二元への目覚めのためにできること
それでは非二元へ目覚め、ツインレイとの統合を目指すためには何ができるのかをまとめてみましょう。
① 瞑想と自己探求
非二元の理解を深めるためには、瞑想や内観が助けとなります。
瞑想の種類には様々なものがありますが、できればイメージを使った瞑想法よりも、マインドフルネス瞑想など「あるがままを観察する」タイプの瞑想法の方が非二元への目覚めには適しているでしょう。
まずは、椅子や床に安定した姿勢で座って、10分ほど呼吸に注意を向けることから始めてみましょう。
内観に関しても様々な方法があります。
ご自身でできる「ホ・オポノポノ」などのクリーニング法を使っても良いですし、専門のカウンセラーやヒーラーと共に内面を深めていくのも良いでしょう。
自分の思いを毎日書き出す、ジャーナリングなども役に立ちます。
② 感情を受け入れる
ツインレイの旅では、感情の揺れが激しくなることがあります。
それは主に分離期間の「ランナー・チェイサー」の時期に起こりますが、非二元の視点で見れば、感情の揺れが激しくなることも「よくも悪くもない」ことです、
ただ、あるがままにその感情を受け止めて、できるならしっかり感じ切って消化してあげましょう。
私たちは無意識に「これはいい感情」「これは持つべき感情」「これは悪い感情」「この感情は持ってはいけない」など自分の中から自然と生まれてくる感情に二元の世界の判断をしています。
感情が生まれてくる時は、自分が持っている二元の概念に気づく良いチャンスでもあります。
二元の概念を持っていることも良いことでも悪いことでもありません。
ただ、あるがままに自分が二元の概念を持っていることに気づいておきましょう。
③ 相手を鏡として見る
ツインレイは自分自身の鏡であると言われます。
心理学的に見ると、お相手に見える問題や欠点、そして素晴らしく魅力的な部分や能力も自分の中にある側面の「投影」です。
特にツインレイとの関係性では自分が受け入れることがとても難しい自分の中の部分(例:自分勝手な欲望や全て人のせいにする態度、もしくは、素晴らしい能力やスキル)がお相手に投影されることが多く、それが故にそれらを強く否定したり、強く欲したりして感情のアップダウンに見舞われます。
お相手の言動で激しく感情が動かされた時には、自分の感情を起こしているお相手の態度や姿を自分も持っている可能性を考え、自分の中のそれらの要素をできる限り受け入れてみましょう。
非二元への目覚めはツインレイとの関係性にどう役立つ?
非二元への理解や実践が深まると、ツインレイとの関係性に以下のような変化が訪れます。
無条件の愛を持って関われるようになる
上にも書いたように非二元への目覚めが進む=無条件の愛への目覚めが進むことです。
非二元への理解やプロセスが進むと、それ以前のようなお相手と一緒にいたいと強く願い、取り戻すためのアクションをとったり、とりたいと強く思ってしまうことが少なくなります。
また、お相手がお相手のままであることを願うようになるので、自分と一緒にいないお相手を批判したくなったり、お相手がした自分への言動を強く批判することも減ってくるでしょう。
自分自身も、お相手もどうであっても、あるがままで「OK」であることがわかり、無条件に愛せるようになってくるでしょう。
心が安定する
上のようにお相手への執着やお相手の言動に一喜一憂することがなくなりますので、それまでのような感情の浮き沈みが鎮まり、心が安定します。
非二元に目覚めるにつれて、お相手だけでなく、自分自身やこの宇宙の采配への信頼も生まれていきますので、全体的に落ち着いた感じが生まれるでしょう。
筆者も魂の関係性の深いお相手とのプロセスで、ある期間、非二元を垣間見たことがありますが、それ以降ももちろん、様々な感情はあるのですが、どこか深い落ち着きが生まれ、人からも「昔はトーンが高い感じだったけど、今はすごくどっしりと安定しているね」と言われることが増えました。
魂の統合が完成する
非二元に目覚めた後には、徐々に魂の統合が進んでいきます。
魂の統合とはお相手に映し出していた部分が自分の中にすでにあるのだと深く悟り、それを自分の形で生きられるようになることです。
必ずしも、現実的にツインレイのお相手と一緒になるとは限りませんが、どこかのタイミングで再会のタイミングが来る可能性も高いでしょう。
その頃には、ツインレイのお相手に向けている愛情も、最初の頃の激しいものではなく、もっと穏やかで深い愛情に変化しているはずです。
まとめ
以上が、非二元とは何かの簡単な説明と「ツインレイと非二元の関係はどう関わるのか?」「非二元の理解がツインレイの統合にどう役立つのか?」の解説でした。
もう一度確認してみましょう。
・非二元とは「分離は幻想であり、すべては一つである」というスピリチュアルな真理
・ツインレイはこの真理に目覚めるために出会う
・非二元に目覚めると「良い・悪い」「優れている・劣っている」などの二元にとらわれることが
少なくなるので精神的にも安定する
・ただし、ツインレイを通して非二元に目覚める前には強烈な分離を経験する
・この分離を経験する時期が「ランナー・チェイサー」と呼ばれる時期である
・ツインレイの魂の統合とは非二元の世界で見れば、個人の内的な部分の統合であり、
必ずしもツインレイのお相手と一緒にいる必要はない
非二元の世界には言葉が存在しません(言葉は分離を作る左脳の世界の道具だから)。
なので、言葉で非二元の世界を理解するのは難しいと感じられるかもしれません。
ただ、非二元という世界があることを理解することで、分離期間の意味を理解し、適切に対応できるようになるでしょう。
少し難しいと感じられるかもしれませんが、この記事が少しでもあなたのプロセスのお役に立つことを願っています。
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